はな子日記

インド映画とNetflixの感想。ICSIの備忘録。

クロミッド周期 D16(受精確認)

クロミッド周期 D16(受精確認)》


受精確認をすると、とれた卵2個とも受精したとのこと。本当に良かった…。やっと一歩前に進めた。明日分割確認とわたしの内膜確認。内膜が厚くなっていたら移植になる。まだ越えなきゃいけない壁はあるけど出来ることは何もないから普段どおりに暮らそう。

クロミッド周期 D15(採卵日)

クロミッド周期 D15(採卵日)》


KLCでは2度目の採卵。なるようになると思いながらもやっぱり緊張した。

採卵は中国人の女医さんで、なんかすごく痛かった…。痛すぎて動揺して悲しくなった。自分では力を抜いてるつもりなのに腰が浮いていたらしいのと、卵胞が見えづらかったらしいのとでお腹を結構な力で押されて息苦しかった。針が刺さる時は痛くなかったけど吸っていくと痛くなっていくのはなんでだろ。とりあえず無事に成熟卵が2個とれた。採卵の後は抗生剤の点滴をした。


主人のデータはまた最低記録を更新。問答無用でICSI。このために治療をしていると頭ではわかっていても、男性不妊を診てくれる病院に受診してみて欲しいとも思う。

培養士から前回のICSIについて説明あり。かなり遅めに受精はしたけど分裂がおかしくて移植できる受精卵ではなかったから培養を中止したとのことだった。画像を見せながら丁寧に説明して下さり本当にわかりやすく感謝でいっぱい。つくづく信頼できるなと思う。今回のICSIで前回の様に異常な分裂をする可能性があるのか心配だったけど、「その可能性は極めて低い、そうそうあることではない」とのお話だった。そう言われると安心する一方で、もし今回もダメだった場合わたしは極めて低い確率に当たり続けてるということになると動揺した。


内膜は6mm。D13の診察では7.1mmと言っていた気がしたけど多少の誤差はあるんだろうなあと思う。ちゃんと受精したらD17でもう一度内膜確認、内膜が厚くなっていたら新鮮胚移植、厚くなっていなければ凍結するとのこと。もう一方の卵は胚盤胞まで培養するとのこと。

My name is Khan(邦題:マイネームイズハーン)

「My name is Khan(邦題:マイネームイズハーン)」

〈あらすじ〉

ムスリムのRizwanはアスペルガー症候群。母の死後、移住先のアメリカで弟の事業を手伝い美容品販売の営業をしていた。ある日営業先のサロンでMandiraに出会い一目惚れをする。Rizwanの猛アプローチの末2人は結婚。Mandiraには全夫との息子Sameerがいた。家族3人仲良く幸せに暮らしていたが9.11を機に全てが変化してしまった。ムスリムというだけでテロリストと疑われ差別される。Sameerは『Khan』というムスリム性を理由に学校でいじめられ、暴行を加えられ命を落とした。傷心、困惑したMandiraはRizwanを責め、結婚を後悔する。「大統領に会ってテロリストではないと伝えてきて」という Mandiraの言葉を間に受けたRizwanは大統領に会うために家を出る。「My name is Khan. And I'm a not terrorist.」

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おもしろかったし息子のくだりあたりまではズビズビ泣きながらみたんだけどそれ以降教会のシーンあたりからはちょっとうーんとなってしまった。黒人の少年の演技がちょっと濃すぎてみていて冷めてしまった。(理不尽)監督がKaranと知り納得。細かいところはツッコミどころ満載なんだけど、映画として面白かった。あまりインド映画っぽくない。

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SRKの目つきと仕草(特に手の動き)にリアリティがあってすごく良かった。SRKはもともと軽い内斜視っぽく見える時があるんだけど、一点を見つめるような演技でさらに内斜視っぽく見えておぉ…!となった。この感想ちょっとあまりにも語彙力が無くて驚く。

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それにしても障害者が親になる映画って定期的に作られるけどどうしてなんだろ。御涙頂戴か「アスペルガーの記憶力すごい!」となりがちなこういう映画にしては珍しく、障害エピソードがあまり目立っていなくてすごく良かった。

サダナンダ先生の脈診

アーユルヴェーダの名医サダナンダ・サラデシュムク先生の脈診による健康相談ワークショップに参加した。


6月頃「サダナンダ先生の健康相談ワークショップがあるよ」と教えていただいた。サダナンダ先生は脈診だけで身体の状態や心の状態までわかるというお話を聞いて興味が湧いた。でも予約開始当初アーユルヴェーダが何なのかよくわからなかったから何万もかけるのは踏ん切りがつかず、迷ってたら一瞬で予約が埋まってしまっていた。人気があるんだなあくらいに思ってそれきりすっかりワークショップのことを忘れてた。ワークショップの前日たまたま空きが出たとわかり、すぐに申し込み急遽参加出来ることになった。


当日は禁飲食で会場へ。気になっている身体の不調や先生に聞いてみたいことなどを専用の問診票に記入して診察を待つ。

気になっている身体の不調は特に思いつかなかった。強いて言えばわたしの卵巣は大丈夫なのかってことを聞きたかったから、PCOSって書いたような気がする。あんまり覚えてない。PCOSは自覚症状がないし、身体的苦痛もないから書いていいのか迷ったけどどうせなら聞いてしまえと思って書いた。

先生に聞いてみたいことの欄にはわたしは妊娠できるのかって書いた。質問が漠然としすぎで答えに困るのでは…とか思いながら書いた。


順番が来たらサダナンダ先生の待っている部屋へ移動。対面し脈診。4度くらい脈をみられる。脈診の後はベッドで横になり腹部の触診、両腕に触れて温度に左右差が無いか確認、舌の視診。


その後にサダナンダ先生からお話があり。「5~7年前に何かなかったか、そのエピソードをきっかけに怒りや恐れを抱くようになった」と質問された。これは全く心当たりなし。

偏頭痛、帯下が多い、睡眠がよくとれていない、怒りで身体に熱がこもり循環が悪い、リンパの流れも悪い首~腰の痛みなど脈診だけで色々ご指摘を受けた。偏頭痛は小学生の頃からの付き合いで生理前や緊張が解けた後なんかにSG顆粒を飲むくらいの頭痛がある。帯下は特別問題と思ったことはなかった。(他人と比べられないので何とも言えない。)もともとよく寝る方だったけど不妊治療を始めて、前の職場をかなりストレスに感じ始めてからは眠りが浅いなと思うことはよくあり、一時はベルソムラを飲んで無理矢理寝ていた。首~腰の腰痛は職業柄仕方がないのと自分の姿勢が悪いことが原因と思っていたのでそういう見方もあるんだなあと思った。前評判通り脈診と触診だけでこんなに身体のことがわかるのかと少し感激した。

怒りは自分でも問題に思っていた点で、身体のことだけでなく感情についても指摘されたのは本当に驚いた。ここ数年ずっとイライラしていて、自分でもこんなに短気だったかと思うほどだった。


肝心の自分の質問に移り、妊娠できるのか聞いた。「まだ若いし急ぐことはない。妊娠出来ないってことはない。しばらくアドバイスを実践してからまた治療をすれば良い」とお話があった。


毎日のアドバイスシートに日々やるべきことを記入してもらい診察は終了。帰り際にサダナンダ先生に「何をそんなに怒っているの?」と聞かれ「自分でもわからないけど全てに腹がたつ」と答えていた。


診察終了後はアドバイスシートの確認とアドバイスの取り入れ方についてスタッフから説明があった。アーユルヴェーダのことはちんぷんかんぷんなのでとりあえず無理せず取り入れられることから実践していけば良いって話だった。何を実践するかというと具体的にはギーをとる、牛乳を飲む、生ハチミツをとる、氷砂糖をとる、アロエヴェラジュースを飲む、ドライフルーツをとる、野菜スープを飲むなどする。それぞれ量や時間などが指定されていてアドバイス全て実践すると1日のスケジュールが決まってくるんじゃないかと思う。あと食べ合わせや、自分の体質に合わない食品をとらないなど色々ルールがある。

面倒だなと思ったけど実際にアドバイスを取り入れてみると毎日規則正しくなっていい感じ。あと何と言っても美味しい。トーストにギーと生ハチミツを塗ったのも美味しいし、ドライフルーツと氷砂糖と牛乳を混ぜた飲み物も美味しい。アーユルヴェーダに胃袋を掴まれた。理論はよくわからないけど美味しいからなんとなく続けているって感じ。

何事でもそうだけど自分に都合の良いことだけ取り入れていけば割と幸せに生きられるよね。

クロミッド周期 D13

クロミッド周期 D13》


E2 539→664

LH 7.5

P4 0.3

(左は前回の数値)


卵胞さらに育っていて17mmと21mmに。採卵日が確定した。排卵済みでないことを祈る。

内膜は7.1mmであと1mm足りないよう。採卵後もみていって8mmに達したら新鮮胚移植みたい。


精子は主人にきてもらうことに。

クロミッド周期 D12

クロミッド周期 D12》


E2 16→539

FSH 5.9→8.2

P4 0.3

(左は前回の数値)


卵胞チェックで左右に15mmと17mmの卵胞と小さい卵胞がいくつか確認できた。まさかクロミッドで卵胞が育つとは!D12で17mmの卵胞があるって過去に無い。注射覚悟で受診したのでびっくり。ただ質はどうなのか採卵してみないことにはわからないのでぬか喜びしないようにしよう。

内膜の厚さはしっかり見えなかったけど薄かった。


おそらく19日に採卵。主人の精子をどうすればいいのか医師に相談。もともと少なくて元気のない精子を凍結するとさらにダメージが加わるというのが心配だった。医師もなるべく当日来院するか、持参するかが良いというような感じの答えだった。


明日また受診して採卵日確定かな。

 

クロミッド周期 D3

クロミッド周期 D3》


E2 16

FSH 5.9

hcg 0.1


転職したり夫婦喧嘩したりしていたら前回の撃沈採卵からしばらく経っていた。転職先にも慣れ主人とも仲直りしたので治療を再開。10~11月はKLCが電カル導入するため診療時間が変更になることもありそれまでに採卵しておきたいなと思ったことも治療再開の理由の一つ。


ホルモン値問題なく無事採卵周期に入れることに。今日は内診がなかった!生理中の内診はやっぱり気がひけるので嬉しい。

今回はクロミッド周期になった。過去2院でクロミッドの効果皆無だったことと以前KLCの女医さんにレトロゾールが効果があるかもと言われたことからてっきりレトロゾール使用するのかなと思ったらクロミッド。前回は結果は良くなかったにしろ薬使用せず奇跡的に卵胞が育った。今回生理が来る前は無排卵だった。ベースはやっぱり育たないもしくは育ちにくいだと思うのでそんなんで大丈夫か!?ってのが本音だった。今までが中~高刺激だったからなおさら心配になった。


どうしてレトロゾールではないのか一応確認したら、①基本料金の人はクロミッド②レトロゾールを使用すると卵胞が成長しないままホルモン値が排卵に近い数値まで上昇することがあると説明された。要は前回E2の上がりが緩やかな割にLHが上昇してしまい、採卵したら一応成熟卵だったけど受精しなかったことを問題と考えて、同じようなことが起こり得るからレトロゾールを使いたくないってことかな?あとクロミッドで効くかどうかみたいんだろうなあ。ていうか①に関してはもう腹くくってるから多少治療費が高くなろうが構わないのに。そりゃ安いに越したことはないけど、効果が期待できる方法ならお金は払うよ。


思わず育たなかったら注射してもらえるのか医師に聞いたら「育たなかったらね!!卵胞を増やす目的じゃないんで!」と語気荒く言われたけど知っとるがな…KLCに転院した時点でそんなの覚悟しとるがな…って感じ。クロミッドだけで採卵まで行ければ万々歳、クロミッド+注射で採卵まで行ければ万歳、採卵中止になったら残念でしたって感じだなあ。まあ気長にやろう。