はな子日記

インド映画とNetflixの感想。ICSIの備忘録。

クロミッド周期2 D14

クロミッド周期2 D14》


E2 1325

LH 8.4

P4 0.4

FSH 7.7


E2がだいぶ上がってきた。やっぱり左右に複数個卵がある。注射とクロミッド継続で様子見て次の受診で採卵日決まるかな。注射はゴナールFだった。

今までよりずっと思い悩まず治療できてるけど痛い処置があると途端になんでこんな思いして…と悲しくなる。

クロミッド周期2 D12

クロミッド周期2 D12》


E2 508

LH 7.1

P4 0.2


KLCは11月から電カル導入したようで、それに伴い内診時の本人照合がモニターになったり、採血結果がシールじゃなく紙になったり色々変わっていた。今日初めて午前最後の時間で予約をとってみたら待ち時間が少なくて驚いた!朝一か昼過ぎが穴場なのかな。


卵胞チェックでは10mm程の卵胞が両側卵巣に何個かあった。診察でE2は上がってきてるけどもう少し育って欲しいと医師からお話があった。クロミッドを引き続き内服するのとHMG注射をするのどちらが良いかと聞かれた。医師は注射にOHSSのリスクがある点が心配だったようだけど、医師としてどちらが良いと思うか確認すると「注射してみても良いと思う」との答えだった。仕事の都合はつけるから医師が良いと思う方にしてみようと思った。

注射をしても全ての卵胞が大きくなるわけでないこと、OHSSのリスクがあること、隔日で受診しなければいけないことを説明された。前院では高刺激だったし、腹水も卵巣の張りも経験してるからもうどうにでもなれという感じ。前ほど悩まなくなった。『何事もどうにかなるんだ』としか思えない。なぜ医師は注射が良いと思ったのかというと「今ある卵胞の大きさがバラバラだったら注射は意味がないけど、全て同じくらいの大きさだから効果があるかもしれない」ということらしい。


注射は筋注かと思ってたら皮下注だった!ゴナピュール?ゴナール?忘れてしまったけど150単位。皮下注痛くなくていいなあ、隔日で筋注結構辛いんだよなあ。


前回子宮ガン検診をしたのが昨年の10月だったみたい。すっかり忘れてた。次回受診時に検診してもらえることに。自費なんだろうか。

ICW2018 Mersal(邦題:マジック)

ICWの記録もしようと思って忘れてた。ラブネ、Gunday、Mersalの3本をみたけど、メモしてたのがMersalだけだった。

 


「Mersal(邦題:マジック)」

〈あらすじ〉

Chennaiの低所得者が集まる地域で診療所をを営むMaaranは、5ルピーと安価で診察を行い人々に慕われていた。彼の周囲で医療従事者の不審死が相次ぎ、地元警察は彼を容疑者として拘束し尋問するが…

f:id:payasamhanako:20181109002926j:image
すっごく良かった。思わずタミル人になった。思っていたよりバイオレンスで見ていて痛々しいシーンもあったので苦手な人は要注意。音楽も良かったんだけど効果音が過剰なくらい入っててそれがすごく良かった。音でドキドキさせられた。ICW会場のキネカ大森では爆音かってくらい大音量で上映され最高だった。

ダンスシーンは一緒に指笛吹いて踊り出したいくらい楽しかった。特にAalaporaan Thamizhanは聴いていると多幸感を感じられるし、タミル人になってしまう。

正直Vijayの容姿に興味がなくて今まで関心もなかったんだけど目を離せなくなるような魅力的な俳優で驚いた。ラジニとはまた別の魅力で、ラジニが神ならVijayは組織の長って感じ。年齢不詳でキラキラしていて不思議。見慣れる頃には恋に落ちてそう。

f:id:payasamhanako:20181109003120j:image
医療従事者として気になったのは仮死時間の長さ。重症仮死からの生還、これこそマジック…。『ビジネスのための医療』への批判もあり面白かった。映画の内容ほど大胆なことではないけど、そういう場面を何度も目にしてきたからなんかスカッとした。

ラ・ワン(原題:Ra・One)

「ラ・ワン(原題:Ra・One)」

〈あらすじ〉

英国のゲーム会社バロン社はデジタルデータを物質化する新技術の開発に成功する。バロン社でゲームデザイナーとして働くShekharは息子Prateekの希望に応え『絶対に倒せない敵』が登場する格闘ゲーム「Ra・One」を制作する。Ra・OneにはAIが搭載されておりプレイを学習する点がこのゲームの売りの一つであった。PrateekはLuciferという名前を使いゲームをプレイする。彼がゲームを途中で放棄するとRa・OneのAIが暴走しバロン社の新技術を用いて実体として現実世界に現れる。Ra・Oneの目的はゲームを途中で放棄したLuciferを殺害することであった。

f:id:payasamhanako:20181108235733j:image

 

SFアクション映画としてとても面白かった。結構ゾワっとするシーンが多いので苦手な人は要注意。序盤のPriyankaとSanjuは出オチ感があった。この映画もSRKの一人二役。Shekharは天然パーマのオタク系デザイナーでG・Oneはハンサムな機械(なんて表現すれば良いのかわからない)。

SFドラマのど定番、機械が自我を持つことをテーマにした作品が大好き。夢があるし、大抵切なくて人情味あふれてるのが好き。G・OneがShekharの意思を引き継ぎ、恋をして家族を守るってもうそれだけで大満足、5億点の加点。

f:id:payasamhanako:20181108235802j:image

Shekharが食べてたダヒのかかった焼きそばみたいな食べ物はなんて名前なんだろう。食べてみたい。インド風MJソングが面白くて印象に残ってる。アヨヨ~。あとラジニも。途中斬新なタバコ広告みたいなシーンがあったのも面白かった。最後Ra・Oneが10人に分身したのにあっさり破れてめちゃくちゃ笑った。

 

Prateek役の子、どことなくSRKの末っ子AbRamに似てる。

TIFF2018 世界はリズムで満ちている(原題:Sarvam Thaala Mayam)

TIFFへ行ってきた。すっかり存在を忘れてて一番みたかったイスラエルのコメディ映画「テルアビブ・オン・ファイア」のチケットを取り損ねてしまった。

もう一つみたかったインド映画「世界はリズムで満ちている」はギリギリチケットを取ることができた!

 


「世界はリズムで満ちている(原題:Sarvam Thaala Mayam)」

〈あらすじ〉

ヴィジャイの追っかけをしているピーターはダリットの出自。父はムリダンガム職人であり、ピーターは幼い頃から音楽に親しんでいた。ある日父に頼まれムリダンガムの巨匠アイヤルのもとへ楽器を届けに行き、彼の演奏を間近で目にしたピーターはムリダンガムの虜になる。熱意を伝えアイヤルのもとに弟子入りし修行に励む日々。アイヤルの一番弟子マニはピーターが贔屓されることを良く思っていなかった。マニはピーターへの指導方法についてアイヤルと揉め、追放されてしまう。これを逆恨みしたマニはオーディション番組のMCを務める姉と画策してピーターを陥れることに…

f:id:payasamhanako:20181108230534j:image


Vijayファンということだけが取り柄で他には何もない青年がムリダンガムの演奏に魅了され芸術家として成長していく物語。伝統音楽を継承していくことの難しさやカースト制度についてが話の芯にある。TIFF上映が決まった当初はインドでの公開が先という予定だったけど、インドでの公開が延期になり結果TIFFでの上映がワールドプレミアになったそう。

前評判どおりに本当に音楽が良かった。終盤のセッションでは鳥肌が立った。パーカッション奏者はたまらないんじゃないだろうか。

序盤はVijayファンとしてのピータルを描き、Mersal公開で湧く様子が描かれていてICWでVijayを知ったわたしもテンションがあがった。上映後の質疑応答で監督からお話があり、全く打楽器を演奏したことのない主人公がムリダンガム奏者になるのは不自然だけど、ムリダンガム職人を父に持ちVijayファンとして映画公開時などに太鼓を演奏し盛り上げてきた経験のあるピータルがムリダンガム奏者になるというのは自然な流れだと考えての設定だったよう。


ピータル役のG.V.Prakash kumarは本作の音楽を担当したA.R.Rahmanの親戚。フレッシュで可愛らしい笑顔がとても魅力的だった。コーヒーショップで喜びに満ち溢れてるピータルの表情がキラキラしていてとても印象に残ってる。ピータルが自分の音楽を探す旅のシーンもとても良かった。

f:id:payasamhanako:20181108230730j:imagef:id:payasamhanako:20181108230733j:image

ギリギリでチケットを取ったから右端の席に座っていたんだけど、画面の右端に日本語字幕が出てたからものすごく疲れた…。いい教訓になったので今度から真ん中が埋まってたら左側の席をとろう。良い席でもう一度じっくりみたい。

 

クロミッド周期2 D3

クロミッド周期2 D3》


E2 41

FSH 7.0


ホルモン値問題なくKLCでは3度目の採卵周期に入れることに。

前回クロミッドを使用したので1周期お休みし、今回過去最短の23日で生理が来たので受診。こんなに早く生理がきてもしかしてホルモン値が乱れてたりしないだろうかとヒヤヒヤしたけど問題なくてよかった。よかったのか?聞けばよかったな。今日は待ち時間が長すぎて(3時間、採血後ひたすら待った)疲れて早く帰りたかったから医師と何も話す気にならなかった。


判定日~1周期お休みしてる間は趣味に没頭していて、治療のことをあまり考えずに過ごせていたから幸せだった。D21でピンクおりがあり、着床出血?となぞの期待をしてしまってからここ数日は精神的に疲れてた。勝手に期待しておいて何言ってんだって感じだけど。もう子どもはいいやって気持ちになることもあれば、妊娠したくて仕方がない気持ちになることもありグラグラしてるから疲れる。間を空けずに治療をしていくことがストレス解放への近道だと思うから受診した。不妊がストレスで不妊が重症になってる気がする、気がするだけだけど。


5階診察室前が混んでて入り口前の丸椅子に座ってたら子連れが多くて嫉妬と悲しさで辛くなったから移動した。子どもがいないから2人目治療の大変さはわからないし、子どもを預けることの大変さもわからない。欲を言えば子ども連れ禁止にして欲しいといつも思う。不妊治療しにきてるのに遊んでる子どもを視界に入れるのは辛すぎる。

 

追記

今回から採卵した卵は胚盤胞に育てて一度凍結するという方針で行くとのこと。採卵のみの場合レトロゾールは使わない、今回もクロミッドで行くとのこと。

IFFJ 2018 ブラックメール(原題:Blackmail)他4本

IFFJに行ってきた!5本だけみることができたので感想をメモ。あらすじは割愛。


1本目「ブラックメール(原題:Blackmail)」

f:id:payasamhanako:20181027220035j:image

センスが良すぎる。めちゃくちゃ面白かった。前情報なしでみたんだけど、Irrfan主演だからシリアスな映画なんだろうなと思ってたらすごくテンポ良くコメディ色強くて驚いた。Delhi Bellyの監督と知り納得。BGMの使い方が秀逸。Irrfanは巧い。普通の真面目そうな社員にみえるのに狂ってて飄々と難を逃れていくすごく面白い役だった。Omiの役もよかった。トイレットペーパーに頬ずりさせるシーンほんと狂ってる。Ranjit役Arunoday SinghてMain tera Heroでちょっと気持ち悪い笑い方する人ってイメージがついてしまってたんだけどすごくいい俳優だ、笑い方は気持ち悪かったけど。Ranjitの着信音がドラえもんで鳴るたびに笑ってしまった。シコりソングみたいなのも面白くてトイレに籠るたびに笑わせてもらった。最後のインベーダーゲーム?と非常口の演出もすごく良かった。スタイリッシュでカッコいいコメディだった。円盤欲しい。


2本目「あなたのスールー(原題:Tumhari Sulu)」

f:id:payasamhanako:20181027220047j:image

パートナーは上り調子で自分は低迷していると関係がすれ違うってのは身に覚えがある。夫無理しないで…と祈りながらみた。どんな仕事でも精神をすり減らしながらやらなきゃいけない仕事なんてない。でも、この夫婦はとにかく関わりを保とうとしていて素晴らしい。わたしがスールーの立場だったら心が折れてたかも。夫の職場環境と妻の家族が不愉快だった。特に妻の家族、家族であろうと自分の人生に余計な口出しをしてくる人間は必要ない。古く凝り固まった思考の人間は無理と強く思った。Vidyaはいつも通り可愛かった。Vidyaはシリアスな映画で大笑いすると映えるんだなあと思った。Nehaは江角マキコ的な雰囲気がある。女性の社会進出がテーマであることはよくわかったけど予想通りの展開の連続で特別記憶に残る映画ではなかった。


IFFJ3本目「ムバーラカーン(原題:Mubarakan)」

f:id:payasamhanako:20181027220058j:image

Hawa hawaを劇場で大画面でみられただけで大満足。話が結構くどくて眠くなった。チャランが爪を噛む癖はかわいかった。カランとチャランがあまりキャラ立ちしてない印象でイマイチパッとしなかった。ただ Arjunのファンは画面にずっとArjunがいるんだから堪らないだろうなあと思った。同じようなことをわんわんのJudwaa2で思った。わたしはわんわんが好きだからJudwaa2が好きだけど、あまりわんわんに興味がなくて脚本がゆるい映画が苦手って人にはJudwaa2は微妙かもなあと思った。Ileana De'Cruzは最高、キツい女性がよく似合ってた。Athiya Shettyめちゃくちゃ大政絢に似てる。出てきた瞬間すごくびっくりした。くどくて長いって印象が強い映画だった。


4本目「SkTkS~お見合い大作戦~(原題:Sonu ke Titu ki Sweety)」

f:id:payasamhanako:20181027220110j:image

やっぱり音楽とBGMが最高に良い、爆音でみたい。Sweety悪いことした?って声が結構あるけどTituを操作してたのは事実で、Tituもまたバカだから操作されるし流されちゃう。そういう男女いるよね~~イェーイ!リアリティショーをみてるみたいで本当にテンションあがる。SonuはTituがTituのままでいられる相手じゃないと納得できないんだろうなあ。そんな相手はいないって大人になれば気付くけどSonuとTitu二人とも仲良しの子供のままなんだ。最高だ…。最後の最後のSonuが赤ちゃんすぎて毎度爆笑してしまう。ほんと赤ちゃん。バブだよ。個人的な好みで言うとSonuとSweetyがセフレって世界線もみてみたい(Pyaar ka panchnama過激派)。昨日 SkTkSみてて思ったんだけどLuv Ranjanて容姿が良くて経済力や権力がある人間至上主義みたいなとこある。ヒエラルキーの頂点のキラキラした人間の腹の内を描くのが好きなのかな。


5本目「フィッローリ~永遠の詩~(原題:Phillauri)」

f:id:payasamhanako:20181027220122j:image

キラキラで綺麗なファンタジー。舞台がかなり昔のAmritsarってところから展開は予想出来るけど俳優の演技が素晴らしくて涙が止まらなくなった。シャシが新婦に会った時の優しい表情から泣いてないシーンがないほど泣いた。シャシのキャラクターがハッキリしてるしっかり者なのがすごく良かった。ディズニーで育ったからフィッローリのキラキラがドツボ。現代のカップル2人ともフレッシュで良かった。昔のPunjabだけなのか、Punjabの一部の地域だけなのか、なんなのかわからないけどメヘンディが面白かった。Diljit DosanjhてUdta Punjabの人よね?この人とらじくまちゃんとAyushmannから目が離せない!

 


IFFJ5本目みた中でランキングつけると、

1.フィッローリ

1.ブラックメール

3.SkTkS

4.あなたのスールー

5.ムバーラカーン


Raidもみたかったけど予定調整できず。また来年も楽しみだなあ!