はな子日記

インド映画とNetflixの感想。ICSIの備忘録。

久しぶりに婦人科へ

卵巣嚢腫かチョコかわからないもの(MRIの所見ではチョコと言われたけど、婦人科医によるエコーの所見では全員一致で奇形腫)が両側卵巣にあるんだけどこの前から卵巣あたりが突っ張る感じがあり、これが大きくなっていたら嫌だなと思って婦人科に行った。

KLCでの撃沈顕微受精1回目以降、転職したりなんだりで不妊治療をお休みしていて、不妊治療中は卵胞チェックなどで卵巣をみているから安心しきっていたけどしばらくエコーもしてないので心配だった。結果大きくなってなかったので良かった。ひと安心。今日初めて行った婦人科の医師の説明がはちゃめちゃにわかりやすくて感激した。

 

エコー中の会話。わたし緊張感がないのでおもしろいとすぐ笑ってしまう。

医師「エコーの見え方からチョコはあり得ない、この像ではまず奇形腫と判断すると思う。この一部白く石灰化してるもの、これ歯ですね」

わたし「フヘヘ」

医師「これが脂肪でこれが髪の毛」

わたし「うはは」

医師「生理いつですか?まだ排卵してないですね。無排卵月経かな」

わたし「ほえ、PCOSです」

 

腹の中でピノコを育ててないで普通に卵胞育てて欲しいんですけどって感じ。また排卵してなかったんかい!って感じだけどまあいいや。ついでに子宮は問題なし。

 

以前チョコか奇形腫どちらかを摘出すると卵巣機能とAMHが落ちると聞いて色々うろ覚えだったから医師に再確認した。「チョコでも奇形腫でもラパロがメインで、どちらも正常組織を多少傷つけてしまう点では同じ。摘出のし易さとして奇形腫は癒着の可能性が低く割ととりやすいんだけど、チョコは癒着の可能性が高いため周辺組織を取りながらの摘出になるから少し面倒。奇形腫はこう…つるんと取れるんですよね。そういう意味で正常組織を損傷するリスクが高いためにチョコの方が卵巣機能(主に排卵)が落ちると言われることがある。ちなみに体外受精の場合、チョコの方が着床率に影響すると言われている。原因ははっきりとはわかっていないけど4~5%くらい着床確率が下がると言われてる」とのことだった。医師の説明がわかりやすいし面白いしで許されるなら数時間くらい質問したり話聞いたりしたかった。(迷惑な患者)

 

奇形腫が5cmくらいになったら卵巣捻転を考えて摘出を考えないといけないんだけど、まだ様子見で良いよう。今回の突っ張る感じについては「腸の動きで奇形腫というか卵巣が多少動いたことで違和感を感じたのかもしれない。腸の動きに合わせて一緒にゆらゆらすることもあり、これは元の位置には戻るんですけどね。4cm程度でも違和感を感じる可能性はあるかもしれない。ただこれといった原因はわからないですね」とのことだった。つまりわたしが心配しすぎたんだ。

しばらく不妊治療をお休みしていても大丈夫かと確認すると「まだ若いし大丈夫だと思います、そんなに緊急性があるとは思わない。ただこの奇形腫もだんだん大きくなっていく可能性はありますからね」とのこと。

 

いやそれにしても何もなくて良かった~!こんな感じで帰宅。

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