はな子日記

インド映画とNetflixの感想。ICSIの備忘録。

ICW2018 Mersal(邦題:マジック)

ICWの記録もしようと思って忘れてた。ラブネ、Gunday、Mersalの3本をみたけど、メモしてたのがMersalだけだった。

 


「Mersal(邦題:マジック)」

〈あらすじ〉

Chennaiの低所得者が集まる地域で診療所をを営むMaaranは、5ルピーと安価で診察を行い人々に慕われていた。彼の周囲で医療従事者の不審死が相次ぎ、地元警察は彼を容疑者として拘束し尋問するが…

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すっごく良かった。思わずタミル人になった。思っていたよりバイオレンスで見ていて痛々しいシーンもあったので苦手な人は要注意。音楽も良かったんだけど効果音が過剰なくらい入っててそれがすごく良かった。音でドキドキさせられた。ICW会場のキネカ大森では爆音かってくらい大音量で上映され最高だった。

ダンスシーンは一緒に指笛吹いて踊り出したいくらい楽しかった。特にAalaporaan Thamizhanは聴いていると多幸感を感じられるし、タミル人になってしまう。

正直Vijayの容姿に興味がなくて今まで関心もなかったんだけど目を離せなくなるような魅力的な俳優で驚いた。ラジニとはまた別の魅力で、ラジニが神ならVijayは組織の長って感じ。年齢不詳でキラキラしていて不思議。見慣れる頃には恋に落ちてそう。

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医療従事者として気になったのは仮死時間の長さ。重症仮死からの生還、これこそマジック…。『ビジネスのための医療』への批判もあり面白かった。映画の内容ほど大胆なことではないけど、そういう場面を何度も目にしてきたからなんかスカッとした。