はな子日記

インド映画とNetflixの感想。ICSIの備忘録。

分娩前日・当日

《分娩前日・当日》

無事出産して早1ヶ月半、ここまでなかなかリズムがつかめなかったけどやっとまとまって睡眠時間を確保できるようになってきた。分娩のことはリアルタイムでメモしてたので備忘録としてブログに残しておく。産後のこともちょっとずつまとめたい。

 


◎9/23(分娩前日)

13:00 入院、病棟オリエンテーション

便秘で4〜5日分宿便があるとかでなければ翌朝の浣腸は積極的には行っていないとのこと。

13:40 40分位NST、異常なし、張りなし。

14:30 ルートとって採血、ルートは翌朝の促進剤用のためロック、血圧測定、検温

15:30 内診、前処置、ダイラパン6本挿入

内診で1週間前と子宮口の開きは変わりなし、予定通り前処置を行うことに。前処置は予想通りな痛み、卵管通水の8割位の痛み、生理痛系の鈍い痛み。施術後は恥骨の高さから下に生理痛の様なじんわりした痛みあり、ダイラパン拡張のためガーゼに含む水分に少量出血が混じっているのか薄ピンクの液体がおりものシートに付着、昼用ナプキンつける。子宮口は1cm位で明日の朝までに3cm開くことを目標にとのこと。

15:45 40分位NST、異常なし、張りなし。

18:00 夕食

尿意が強くトイレに行くがほぼ排尿出来ない、尿意じゃない?

19:00 夜勤Ns.挨拶

不規則に強めの生理痛があるけど間隔は長い、前処置後ナプキンに付着する液体は増えることなし、胎動あり。よく動くと夜間陣痛が来てしまうことがあるから安静にと説明あり。夜間陣痛が来た場合、日勤帯まで全開大にならなければ無痛処置可能とのこと。

21:00 絶食


◎9/24

6:00 起床、検温

6:30 陣痛室へ移動、NST、血圧測定

7:30 内診、子宮口3〜4cmで予定通りダイラパン→メトロに、輸液開始。メトロ挿入はほとんど痛みなし。

8:00 3分間隔の張り、張る時予兆みたいにジンジンジンと拍動を感じるのがおもしろい。

8:30 促進剤投与開始、10ml/h、明らかな張りが出始める、子宮全体の鈍痛と肛門に圧迫感、以降血圧モニタリング。

8:40 促進剤投与開始後すぐに1分間隔で張りがくる、胎児心拍が下がったため一旦促進剤中止し仰臥位→左側臥位になり様子観察、数分で心拍回復。スタッフが一斉にすっ飛んできて驚く。

9:20 促進剤投与再開、5ml/h、3〜4分間隔で張り

10:00 促進剤10ml/hにup、規則的な張り、眉間にシワがより思わず声が漏れる、下痢の腹痛と生理痛を足して割ったような鈍い痛みが子宮全体に。

10:30 2分間隔で規則的な張り、しんどくてもがく、陣痛と判断されエピ留置、フェンタニル持続投与開始。

11:00 麻酔効いてくる

11:20 内診、メトロ抜けかけていたため抜去、子宮口5〜6cm、1時間後破水していなければ人工的に破水させ今日中のお産を目指すとのこと。

11:30 促進剤35ml/hにup

12:00 促進剤45ml/hにup

12:30 子宮口7cm、人工破膜、促進剤25ml/hにdown、破水後すぐに陣痛強くなり麻酔追加。

12:50 麻酔追加、下腹部の鈍痛と肛門に圧痛

13:00 促進剤35ml/hにup、一回の陣痛を強く長くさせる目的で助産師により乳頭刺激と足のツボ押し。

13:35 内診、導尿

お産進行なく様子観察、胎児回旋していない様子、時折胎児心拍下がる。

13:45 仰臥位→胡座座位に、促進剤45ml/hにup、肛門の方へ圧痛強くなる。

14:15 促進剤55ml/hにup、耐えられるが痛み強くなる。

14:30 内診後胎児心拍低下、O2 10ℓ投与、仰臥位だと心拍回復せず左側臥位に。左側臥位でしばらくすると心拍回復、促進剤中止、麻酔追加すると心拍下がる可能性あり一時的に麻酔追加不可に。驚いたのと赤ちゃんに何かあったらと恐怖で涙が出る。

15:00頃子宮口全開大、分娩が一気に進み痛みに耐えられず麻酔追加、麻酔効くまで痛み強く何をやってもしんどくてもがいて泣く、胎児心拍は低下せず、いきみたい感じあり何度かいきむと頭が見え始める。

16:04 分娩室へ

麻酔効き始め少し余裕できる、陣痛が来た時は大腿あたりに力が入るような感覚、助産師の声かけに合わせいきむ。

16:32 胎児娩出

16:40 胎盤娩出


出血量500ml程度、会陰切開なし、膣内何箇所か亀裂あり縫合、麻酔の副作用で下肢のしびれがあったが産後2時間程度で改善。

 

 

◎反省点

・胎児心拍が低下する度にヒヤヒヤして怖い思いをした。心拍低下後回復しても後遺症が残るのではと心配になった。もし産前に胎児心拍が下がった場合の対応等勉強していれば少し心に余裕があったかもしれないと反省。


◎お産の振り返り

・分娩自体はトータル6時間ちょっとだったけど2度胎児心拍低下があり、かなりヒヤヒヤした。すぐに助産師、看護師、産科医、小児科医、麻酔科医がすっ飛んできて対応してくれて本当に心強かったし大学病院を選んで良かったと心の底から思った。

・麻酔がしっかり効いてる時は痛くなくてウトウトしてしまうほどだったけど、麻酔の効きが少し弱まる&陣痛強まった時は泣き喚いてしまった。なんとなく静かに産むつもりでいたのでこんなに発狂すると思わなかった。生理痛がない人は痛みを強く感じることがあると助産師さんが話してくれた。

・当日は助産学生さんがずっと付きっ切りでいてくれてとっても心強かった。落ち着いた方で陣痛中わたしの支離滅裂な質問にも丁寧に答えてくれて不安が軽減された。ツボ押し等リラックス出来たし、主人も一緒にやるように促してくれて夫婦でお産に向き合うことができたと感じた。

・産むと痛みを忘れると言うけど忘れることはない。赤ちゃんはとてもかわいい。

・妊娠中会陰マッサージは一切しなかったけど会陰は無事だった。会陰も妊娠線もこれはもう体質なんだろうなと思った。

・無痛にして本当に良かった。