分娩前日・当日
《分娩前日・当日》
無事出産して早1ヶ月半、ここまでなかなかリズムがつかめなかったけどやっとまとまって睡眠時間を確保できるようになってきた。分娩のことはリアルタイムでメモしてたので備忘録としてブログに残しておく。産後のこともちょっとずつまとめたい。
◎9/23(分娩前日)
13:00 入院、病棟オリエンテーション
便秘で4〜5日分宿便があるとかでなければ翌朝の浣腸は積極的には行っていないとのこと。
13:40 40分位NST、異常なし、張りなし。
14:30 ルートとって採血、ルートは翌朝の促進剤用のためロック、血圧測定、検温
15:30 内診、前処置、ダイラパン6本挿入
内診で1週間前と子宮口の開きは変わりなし、予定通り前処置を行うことに。前処置は予想通りな痛み、卵管通水の8割位の痛み、生理痛系の鈍い痛み。施術後は恥骨の高さから下に生理痛の様なじんわりした痛みあり、ダイラパン拡張のためガーゼに含む水分に少量出血が混じっているのか薄ピンクの液体がおりものシートに付着、昼用ナプキンつける。子宮口は1cm位で明日の朝までに3cm開くことを目標にとのこと。
15:45 40分位NST、異常なし、張りなし。
18:00 夕食
尿意が強くトイレに行くがほぼ排尿出来ない、尿意じゃない?
19:00 夜勤Ns.挨拶
不規則に強めの生理痛があるけど間隔は長い、前処置後ナプキンに付着する液体は増えることなし、胎動あり。よく動くと夜間陣痛が来てしまうことがあるから安静にと説明あり。夜間陣痛が来た場合、日勤帯まで全開大にならなければ無痛処置可能とのこと。
21:00 絶食
◎9/24
6:00 起床、検温
6:30 陣痛室へ移動、NST、血圧測定
7:30 内診、子宮口3〜4cmで予定通りダイラパン→メトロに、輸液開始。メトロ挿入はほとんど痛みなし。
8:00 3分間隔の張り、張る時予兆みたいにジンジンジンと拍動を感じるのがおもしろい。
8:30 促進剤投与開始、10ml/h、明らかな張りが出始める、子宮全体の鈍痛と肛門に圧迫感、以降血圧モニタリング。
8:40 促進剤投与開始後すぐに1分間隔で張りがくる、胎児心拍が下がったため一旦促進剤中止し仰臥位→左側臥位になり様子観察、数分で心拍回復。スタッフが一斉にすっ飛んできて驚く。
9:20 促進剤投与再開、5ml/h、3〜4分間隔で張り
10:00 促進剤10ml/hにup、規則的な張り、眉間にシワがより思わず声が漏れる、下痢の腹痛と生理痛を足して割ったような鈍い痛みが子宮全体に。
10:30 2分間隔で規則的な張り、しんどくてもがく、陣痛と判断されエピ留置、フェンタニル持続投与開始。
11:00 麻酔効いてくる
11:20 内診、メトロ抜けかけていたため抜去、子宮口5〜6cm、1時間後破水していなければ人工的に破水させ今日中のお産を目指すとのこと。
11:30 促進剤35ml/hにup
12:00 促進剤45ml/hにup
12:30 子宮口7cm、人工破膜、促進剤25ml/hにdown、破水後すぐに陣痛強くなり麻酔追加。
12:50 麻酔追加、下腹部の鈍痛と肛門に圧痛
13:00 促進剤35ml/hにup、一回の陣痛を強く長くさせる目的で助産師により乳頭刺激と足のツボ押し。
13:35 内診、導尿
お産進行なく様子観察、胎児回旋していない様子、時折胎児心拍下がる。
13:45 仰臥位→胡座座位に、促進剤45ml/hにup、肛門の方へ圧痛強くなる。
14:15 促進剤55ml/hにup、耐えられるが痛み強くなる。
14:30 内診後胎児心拍低下、O2 10ℓ投与、仰臥位だと心拍回復せず左側臥位に。左側臥位でしばらくすると心拍回復、促進剤中止、麻酔追加すると心拍下がる可能性あり一時的に麻酔追加不可に。驚いたのと赤ちゃんに何かあったらと恐怖で涙が出る。
15:00頃子宮口全開大、分娩が一気に進み痛みに耐えられず麻酔追加、麻酔効くまで痛み強く何をやってもしんどくてもがいて泣く、胎児心拍は低下せず、いきみたい感じあり何度かいきむと頭が見え始める。
16:04 分娩室へ
麻酔効き始め少し余裕できる、陣痛が来た時は大腿あたりに力が入るような感覚、助産師の声かけに合わせいきむ。
16:32 胎児娩出
16:40 胎盤娩出
出血量500ml程度、会陰切開なし、膣内何箇所か亀裂あり縫合、麻酔の副作用で下肢のしびれがあったが産後2時間程度で改善。
◎反省点
・胎児心拍が低下する度にヒヤヒヤして怖い思いをした。心拍低下後回復しても後遺症が残るのではと心配になった。もし産前に胎児心拍が下がった場合の対応等勉強していれば少し心に余裕があったかもしれないと反省。
◎お産の振り返り
・分娩自体はトータル6時間ちょっとだったけど2度胎児心拍低下があり、かなりヒヤヒヤした。すぐに助産師、看護師、産科医、小児科医、麻酔科医がすっ飛んできて対応してくれて本当に心強かったし大学病院を選んで良かったと心の底から思った。
・麻酔がしっかり効いてる時は痛くなくてウトウトしてしまうほどだったけど、麻酔の効きが少し弱まる&陣痛強まった時は泣き喚いてしまった。なんとなく静かに産むつもりでいたのでこんなに発狂すると思わなかった。生理痛がない人は痛みを強く感じることがあると助産師さんが話してくれた。
・当日は助産学生さんがずっと付きっ切りでいてくれてとっても心強かった。落ち着いた方で陣痛中わたしの支離滅裂な質問にも丁寧に答えてくれて不安が軽減された。ツボ押し等リラックス出来たし、主人も一緒にやるように促してくれて夫婦でお産に向き合うことができたと感じた。
・産むと痛みを忘れると言うけど忘れることはない。赤ちゃんはとてもかわいい。
・妊娠中会陰マッサージは一切しなかったけど会陰は無事だった。会陰も妊娠線もこれはもう体質なんだろうなと思った。
・無痛にして本当に良かった。
妊婦健診13回目
《妊婦健診13回目》
38w1dの健診、赤ちゃんは約3000g、子宮口は指1本分位、あと特になし。NSTは40wまでは隔週で実施とのことで今日はエコーと内診のみ。いつも健診は月曜だったけど今週は祝日だったから火曜に。今日の内診は少し痛みがあったけど採卵の時に器具はめる感じの圧迫痛みたいだった。計画分娩だから噂の内診グリグリというやつを経験するとしたら入院してからなのかな。入院までいよいよ1週間切った。前回は健診から帰宅後、夜にうっすら茶オリがあり、内診の影響だとしたら時間が経ちすぎな気もするしおしるしだったらとヒヤヒヤしたけどそれ以降何もなく。今回は内診直後うっすら茶オリがあったけど張りが増えるとか腹痛が続くとかいうこともなく。このまま計画通り誘発できるといいな。
治療は終わりが見えなくて永遠に感じたけど妊娠してからここまで本当にあっという間だった。看護師は切迫になりやすいと聞いていたし、仕事が比較的介護に近いからどうなることかと思っていたけど出血もなく大きなトラブルもなくここまでこれてよかった。今はお腹の皮膚が裂けそうな痛痒さが辛いけど、それ以外に浮腫や腰痛もなく毎日元気に運動できてる。妊娠線対策は特にしてなくてお風呂上がりやお腹が痒い時にヒルドイドを塗ってた。もともと太ってるし胃下垂でお腹が出ることもあるから妊娠線は出来にくいのかなと油断してたら37wくらいから一気に妊娠線が出てきてちょっとショック。しかも右だけ多い。赤ちゃんの背中が右側にあることが多いからか、わたしが左側臥位が好きだからかなんなのか。
胃の圧迫感は33〜35w頃がピークで、36wには赤ちゃんの向き次第では苦しいけどそこそこ楽な状態になり、37wからはかなり楽な状態になった。睡眠パターンは産休に入って2週間後の34w〜36wくらいまでが一番不規則で、眠れなかったり浅断眠だったりしたけど身体が慣れてきたのかここ最近はまとめて8時間近く眠れてる。授乳に向けて母親は夜間浅断眠になると書いてある本もあるけど毎日こんなにまとめて眠っていて産後大丈夫なんだろうかと思う。
赤ちゃんは毎晩23:30〜1:00くらいまですごく活発に動いてる。多分日中も規則的な活動時間があるんだと思うけど把握できてない。
妊婦健診12回目
《妊婦健診12回目》
37wの健診、今日は初めてのNSTがあった。NST開始直後に一瞬動いていてその後しばらく赤ちゃんは寝続け結局1時間近くかかった。40分くらい寝たら元気に動き始めてタイミングが悪かったなーという感じ。元気で良かった。今日はエコーなし、内診で子宮口は指1本分開いてるとのこと、次回の健診が最後!今日明日で生まれる感じではなく、ちょうどいい時に分娩予約をしてると思うというコメントだった。
たまにお腹が張るようになったけど時間を記録するほど持続しないし休めば良くなる程度。骨盤〜腰にかけて生理痛みたいな痛みも時々あるけど酷くない。夜は4時間寝て少し中途覚醒、また4時間寝るっていうサイクルが出来てトータルの睡眠時間は確保できてるし熟眠感もあるから身体はキツくない。赤ちゃんが少しずつ下がってきてるのか胃が楽になってきてすごくお腹がすく。体重管理だけ気をつけていこう。
妊婦健診10,11回目
《妊婦健診10,11回目》
10回目の記録するのを忘れてたけど順調。とくにコメントもないくらい。わたしの体調は胃が圧迫されて何しても苦しいのが一番不快。産休入ってぐうたら生活をしてたら睡眠リズムがズレまくって身体が気持ち悪いのも不快。
11回目36wの健診、赤ちゃんは約2450gで特に問題なし。元気に突っ張ってる時お腹を触ってわかる小さくてかたい部分は膝じゃなくて踵みたい。ずっと気になってたから聞けて良かった。今日は指しゃぶりをしてた。誘発予定日前に陣痛が来たら無痛にはできないと確認。なるべく予定通りいけるといいなと思いつつ、どんな体勢も苦しいからはやく産みたいって気持ちもある。担当医が淡々としててとても好感度が高い。
麻酔科のコンサルもあり、流れや方法など説明があった。無痛分娩にどんなイメージがありますか?と聞かれたけど特にイメージはない。というか、和痛でいいから自然に産むより少しでも産後に体力温存出来ればいいくらいな感じ。無痛と謳ってるけど和痛程度を目指して当日麻酔科医と相談しながら麻酔の効きを調整していくって話だった。
妊婦健診9回目
《妊婦健診9回目》
32wの健診問題なし、赤ちゃん1900g超え(2w前+500g超)、体感通り逆子治ってた、口唇裂なさそう(再確認)、誘発予定日決定。前回の健診時4Dでお顔がはっきり見えたんだけど見ようによっては口唇裂にみえなくもなくてちょっと心配してたので再確認。
そしてついに誘発予定日が決定。もともとの予定日は9/30、誘発予定日は9/24になった。9月は予約がいっぱいらしくて残り1枠のところを先生がとっておいて下さったみたい。Twitterをみていても思うけど計画無痛もかなりメジャーになってきたんだなあ。誘発日以前に陣痛がきたら自然になるのかって聞くのを忘れたから次聞こう。
前回の健診から体重測ってなかったんだけどこの2週間すごくお腹すいて食べまくってたら+0.6kgに。妊娠前+3.6kg。+5kg以内で出産したいからちょっと気をつけよう。お腹は空くけど胃がせり上がっててすぐ胃もたれする。食い意地はってるからそれでも食べてたけど胃もたれしてる時は食べないようにしよう。
分娩後の疼痛管理について説明を受けてロキソとカロナールが一般的と聞いてたまげた。経膣は個人差あるだろうけどカイザー後にこれは効き目弱すぎでは!?と思った。従来の保険適応の鎮痛剤は効き目が不十分なことがあるから、同意があれば保険適応外だけどより鎮痛効果の高い薬(トラムセット)を使用できますって説明があり、保険適応外って言うからどんなに高額なのかと思ったらロキソとかが1T約3円に対してそれは約19円。ほぼ誤差じゃん。金で安楽を買えるなら買いたいところ。ただ非麻薬系オピオイドだから消化器症状が出ると思うとうーんって感じではある。痛みには強い方だから同意書は書いて、我慢できそうならロキソかカロナールでいけたらなと思う。
入院手続きも済ませて、部屋の希望とかも聞かれた。何もなければ1週間程度しか入院しないし割とどこでも眠れるから差額のない大部屋を第一希望にした。主人が「個室が良ければ個室にしても良いんだよ」と言ってくれてその気持ちが嬉しかった。保険適用外の鎮痛剤の説明を受けた時も「お金で痛みを我慢しなくて済むなら使いな」と言ってくれて嬉しかった。妊娠してからたくさんわがままを聞いてもらって日々感謝してもしきれない。
胃もたれとたまに腰が痛いのとお腹がかゆい以外特にトラブルはない。まだ小走りもできるくらい元気で自分でもびっくりする。さすがにお腹は重たいけど。簡単なヨガと筋トレは可能な限り続けて産後少しでも楽に過ごせるように頑張りたい。
妊婦健診7回目
《妊婦健診7回目》
推定体重1100程度(ちょうど平均くらい、+240g)、2Dで見る限り口唇裂なし、内臓異常なし、元気だった。スクリーニングの日で色々細かくみていただき、いつもより長い時間赤ちゃんをみられて嬉しかった。15分くらいじっくりみてた気がする。お顔も見えるかなと期待してたけど手で顔を覆っていてみえなかった。2D上で何となくお顔はみえたけどその内4Dでも見られたら嬉しいな。
わたしの体重は前回-0.1kg、元がデブだからこのまま維持できるように頑張ろう。目指せ+5kg以内で出産。
最近の体調は1日の中で朝が一番不調。ストレッチしてから寝てるのに寝起き身体がガチガチで痛い、眠すぎる、足が重い。職場で動き始めるといつのまにか身体がほぐれて楽になる。つまり朝の通勤が辛い。便秘もなく、後期つわりも今のところなく、慢性的な腰痛もなし。頻尿と不定愁訴と乳首の痒みが悩みっちゃ悩み。
胎動が激しくて仕事中や動いてる時も胎動がわかる。主人も仕事から帰ってきたらすぐお腹を触りにくる。赤ちゃんも主人もどちらも同じくらい愛おしい。