はな子日記

インド映画とNetflixの感想。ICSIの備忘録。

保活奮闘記2

《保活奮闘記2》

先日A園の見学に行ってきた。都会の小さな保育園ながらも不自由なくのびのび過ごせそうな良い雰囲気の園だった。区のバスを借りて遠足もしているようで、色々な経験をさせてもらえそうなのが良かった。わたしに特にこだわりがないのもあるだろうけど不安なことも疑問に感じることもなかった。園の雰囲気がみられるだけで色々と先のことを想像できて良い。

都内での保活が難しいことはなんとなく理解していたつもりだったけど、兄弟加点で兄弟児が優先的に入園できることをすっかり忘れていたことに気づき絶望した。一昨年は0歳児の定員の内9割が兄弟児だったそう。年によって違うんだろうけどこんなの一人目保活無理ゲーでは…。職場の先輩に話したらどこの園もそんな感じよ〜とのことで、みんなすごい以外の感想がない。

希望する園に入園出来なかったら①育休の期間内は自宅でみながら空き待ちする、②4月付で仕事復帰し院内保育に預けるの二択で考えてたけど、院内保育の場合区外だから待機中の加点が付かなかったりするんだろうか?色々わからないので要確認だ。今のところ通勤電車で座れなかったことはないし比較的マナーの良い路線を使ってるので子連れ通勤自体はなんとかやれる気がしてる、実際やってみないとわからないけど。

とりあえず産休入ったら区役所で色々確認、書類の準備等していこう。

保活奮闘記

《保活奮闘記》

保育園見学の申し込みをした。候補に考えてる園は2園で、A園は近日中に見学予定、B園は産後保育園申し込みまでに少し期間があるから涼しくなってから子連れで見学にきてはどうかと提案があり保留に。子連れと言っても2か月ちょっとの子を抱えて行って何かメリットがあるのか不明なのと、今動けるうちに両親で見学した方が楽なのは明らか…。主人に再確認してみることに。

どちらの園も園長先生の対応は朗らかで良い印象だった。わたしは特別こだわりは無いので楽しく安全に保育していただけるならどこでも良いという気持ち。


ちんぷんかんぷんなりに保活を進めようと思うんだけどはたして見学で何がわかるんだろうか?と疑問に思い職場の先輩達に聞いてみると、口を揃えて①見学は絶対にした方が良い②見学に行くだけでわかることもたくさんあると言われた。本当にこだわりがなくて通いやすさを重視するなら近い園から順に申し込めば良い、少しでも何か気になることがあるなら見学した方が良いとのことだった。確かにこだわりはないけど全く心配してないわけではないので見学しておくに越したことはないなと思いやっと電話に踏み切った。職場の先輩達曰く見学すれば①園の雰囲気(子供はどんな様子か、どんな設備があるか、園の理念はどういうものか、親同士どんな関わりを持っているか)②保育士の姿勢(働く親をどう捉えているか、どんな言葉がけをされるか、子供にどんな振る舞いをするか)が大体掴めるはずとのこと。特に園が働く親をどう捉えているかは大切で、自分が体調不良になった時や仕事の予定が変更になった時園がどう対応するかを知っていた方がストレスが少ないとのことだった。例えば園に子供を預ける予定の日(自分の仕事の日)に自分が体調不良になって仕事をお休みした場合、スムーズに預かってくれるのか、本当に他に保育者がいないのか自宅でみれないのか打診されるのとでは心持ちが違うと。例えば仕事の予定が変更になり普段仕事をしているはずの時間に買い物に行ったところを保育士に目撃されていた場合、後日、園に預けている時間に遊んでいたとわざわざ指摘してくる園と付き合うのはストレスフルだと。ただそこら辺の細かいところは見学だけではわからないんじゃないかと質問すると、ツワモノの先輩は9時くらいに園の前で待ってれば登園する様子が見られるからそこでお母さんを捕まえて話を聞いてきなと。流石にそこまではできないな…。


A園はとにかく近く通いやすい。小さめの保育園で園庭はなし。一番近くにある公園は砂場と小さな滑り台のみの公園で、何度か園の子供たち遊んでいる様子を見たことがあるけど、田舎出身の自分としてはこんな公園で楽しいんだろうか…?と思った。ただ小さな分保育士の目は行き届きやすいだろうなとも思う。英語教育もあり今時な園なんだろうなという印象。

B園は比較的大きめの保育園で設備は整ってる。園の向かいに大きめの公園もある。自宅からの距離はA園の3倍くらいあるけど無理なく通える範囲内。あまり近くを通らないのでA園よりも情報が少ない。

もし2園どちらにも入れないことがあれば職場の保育園に入れるつもりでいて、そこが保険になると思ってるので今のところあまり焦りはない。

妊婦健診6回目

《妊婦健診6回目》

順調に成長してて体重は26w0dで860over(2wで+140g)、次の健診では1000g超えてくるのかな。頭蓋骨が少し大きめでまん丸、胴が細めみたいなので骨格は主人に似てるのかな?(わたしは東洋人タイプの頭蓋骨で骨格ストレート)。でも赤ちゃんてみんな頭まん丸だからわからないか…。主人に似て欲しい気持ちが強すぎてすでに主人に似て見えてる…。お顔は隠してて見えなかったけどやっとお股がしっかり見えて男の子確定。次回スクリーニングだからお顔がみえるといいな。

頭蓋骨が大きめまん丸だと産む時大変なのか医師に聞くと結局は母体の骨盤との相性だから産んでみないとわからないって答えだった。好きだった女医さんは次回以降移動になるようで少しさみしい。

一回目の助産師外来は体調と今後のスケジュールをざっくり確認して終わった。それからやっと両親学級の予約をした。助産師さん良い人で良かった。

わたしの体重は現時点で妊娠前+3kg。ここ最近は食欲旺盛であれもこれも食べたい。次の健診までなるべく体重増加内容にしたい。可能であれば+5kg以内で産みたいところ。

 

妊婦健診5回目

《妊婦健診5回目》

4週間ぶりの健診、24w0d。次回からは2週間おきに健診。

今日は主人と同じ寝方をしていて、両手でお顔を隠しておまたを閉じてた。よく動くのに頑なにお顔とおまたは見せてくれず。でもほぼ確実に男の子のようでおまたに何か付いてるようにみえた。生まれてから主人と並んで同じ寝方をしてくれたら愛おしくて仕方ないだろうなと幸せな気持ちになった。元気に動いて大きくなっていたので安心。700g超えで平均より少し大きめみたい。

体重は妊娠前+2kgで経過。次の健診までなるべく体重キープしたい。もとがデブだから無理のない範囲でなるべく体重増やさずいきたい、できれば+5kg以内で頑張りたいところ。

ベビーグッズは産休に入ってから揃えていこうと思うけど、ネットでサクッと買えるように実物だけお店で確認したくて最近やっと動き出した。産休まであと2カ月。最近はぐっとお腹が大きくなってきて寝苦しかったり、食後息苦しかったりする。後期はどれだけ苦しいのかと少し心配だけどなるようになる。

妊婦健診4回目

《妊婦健診4回目》

4週間ぶりの妊婦健診、元気に動いてくれていたのであまり不安はなかった。20wだからとこれまでより時間をかけて赤ちゃんをみてもらえて嬉しかった!看護学生と医学生が同席してたのもあるのかな。赤ちゃんは異常なく週数相当に成長していてもう300g超え。そりゃお腹も大きくなるし重く感じるわけだ。初めて主人が付き添ってくれていたので、4Dの方が理解しやすいんじゃないかと思い医師にお願いしてみたらあっさり見せてくれた。最初後ろ向きだった赤ちゃんは「こっち向いてくれないかな」と言ってたらもぞもぞと正面を向いて少しの間だけどお顔も見せてくれた。なんてかわいいんだろうと感激。主人はやっぱり4Dが理解しやすかったようで、喜んでエコー写真の写真を撮ったり「ミスター胎児」と褒めたりしていた。逆子でエコーするには位置が悪いかと思いきや、またまたよく動いてくれて性別はほぼ確実に男の子と判明。

母子手帳ケースを買った頃は漠然と男の子な気がすると思いながら、男の子でも女の子でも良いようにと水色のケースを選んだのを思い出した。女の子は水色にしても素敵だし、シンデレラのドレスの色だしと。お腹が成長するにつれ家族含め周りの人からは満場一致で女の子と言われてきたからわたしもいつの間にか女の子なんだと思い込んでいたようで、お股にかわいいものがついてるのをみた瞬間すごく驚いた。性別はどちらでも良いから元気に生まれてきて欲しいと思っていたけど男の子を育てられるだろうかと少し不安になった。これはもう一緒にMCUをみるしかない。

今のところ妊娠前+1kgで経過してる。これと言った不調もなくのびのび無理せずたくさん歩いてるからだろうか。これから暑くなるから外出が減りそうだけど可能な限りお散歩は続けたい。

驚いたのは今日の検診が0円だったこと。エコーがあるだけで最低でも3千円くらいするもんだと不妊治療で刷り込まれてたから拍子抜けした。難しいことだとは理解してるけど不妊治療もせめてエコー代だけでも保険適用になればなあ。それか所得に関係なくエコー50回分のチケットとかくれたらなあ。そしたらかなり助かるなあ。AIH、IVF-ICSIで高度な専門技術のいる所(採卵、移植、培養等)は容赦なく点数とってくれていいから通常診療で起こりうる範囲の処置は保険適用がいいなあ。でも投薬管理(排卵誘発)とかも高度な専門技術っちゃそうなのかもしれないし。色々線引きが難しいなあ。

タカの獲物(原題:Madaari)

「タカの獲物(原題:Madaari)」

〈あらすじ〉

ムンバイ、橋の崩落事故で息子を亡くした男は汚職にまみれた役人たちへの復讐を決心する。

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ドキドキさせられながらも淡々と話は進む。シリアスな映画ではあるけどNimarとRohanの関係性ややりとりに和むところもあり、最後は二人の関係性に涙した。

Irrfanは目が離せなくなるような演技をする。本作では苦しみや怒りを原動力に正義のために闘う父親の役。個人的な復讐というよりは、政治家の汚職問題への問題提起。Rohanを誘拐するという手段をとったけど決して傷つけはせず父親の様な優しさで見守る様子があり、そういう面から息子を亡くした悲しさが伝わってくる。素晴らしい演技だった。


主演がIrrfanで巻き戻し演出の多用というとBlackmailが思い浮かんだけど監督はDrishyamのNishikant Kamat。Nishikant監督の映画は英語字幕でしっかり理解できるのか不安なことがあるので日本語字幕付きでみられるのは嬉しい。

彼女の権利、彼らの決断(原題:Reversing Roe)

「彼女の権利、彼らの決断(原題:Reversing Roe)」

〈あらすじ〉

米国で人工妊娠中絶を認めたロウ対ウェイド判決を覆そうとする政治運動を追ったドキュメンタリー。

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面白かった。人命が関わることは色々なことが複雑に入り組んでて判断が難しくなる。それを政治的、宗教的な権力争いに使うのは意味がわからない。わたしはプロチョイスを支持してる。性行為の時点で女性の選択権が行使されたという考えは理解できない。

同じ中絶であっても「レイプで妊娠してしまった女性が中絶を選択する」というのは日本では理解されやすい。「出生前診断で染色体異常や児の予後に関わる重度の疾患が見つかった場合の中絶の選択」となるとまた別の反応がありそう。命の選択と言っても多岐にわたる問題がある。

実際に自分がその状況におかれなければ到底理解できないことなんか山の様にある。何も知らず何も見ずに批判するのは簡単だけど、批判する前にその事象を理解しようとする努力は怠ってはいけないなと日頃から思う。